教員詳細
内藤 可夫 (ないとう よしお)
役職:総合教育センター長・教授・博士(人間・環境学)
主な研究と活動
我々人間にとって生と死は最も重要な問題でありながら、全く明らかになってはいません。この世界が何のために存在するのかも全くわかっていません。この問題を考えることがほかのすべての問題を考える上での大前提であり、生き方の問題や環境問題はそこから深く考えるべきです。私は「死」と「生」の意味を哲学的に考えることを基本として、いくつかのテーマで研究を進めています。
具体的には、ニーチェによる近代哲学批判の研究から出発し、存在概念の検証を中心として研究を進めています。近年は上記の文脈から、儒教や仏教に前提される非西洋的な存在概念、死の概念あるいは人格概念の研究を行っています。そのほか、神経科学の近年の諸成果の存在論的な意義に関する研究についても併せて進めています。
また、環境倫理・環境思想の諸説に関する批判的検証の研究を進めています。特に現在はパリ協定の前提となったIPCCのAR5の認識に基づき、気候変動による環境危機の深刻化という状況における新たな倫理的問題について研究をしています。
キーワード | 存在論、ニーチェ、環境倫理、人格、死 |
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専門分野 | 哲学、倫理学、環境倫理学 |
担当科目 | 倫理学A、倫理学B、科学史、情報Ⅰ、情報Ⅱ |
学位 |
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学歴・経歴 |
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主な著書 |
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主な論文 |
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所属学会等 |
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