TEIKAジャーナル

【フィールドミュージアム OPEN AIR LAB】大学周辺の自然情報

2021/09/21

OPEN AIR LAB学芸員の松本です。

東京西キャンパス周辺で、ハラビロカマキリとムネアカハラビロカマキリを確認しました。
両種とも樹上を利用する大型のカマキリ類で、昆虫を捕食する肉食昆虫です。
ハラビロカマキリは名前の通り腹部が太いく他のカマキリと識別は容易でが、ムネアカハラビロカマキリはハラビロカマキリと非常に似ており、胸部が赤いことと、カマの付根のイボの数が多い(ハラビロカマキリは3個)ことで識別できます。
ハラビロカマキリは在来種なのですが、ムネアカハラビロカマキリはここ近年、日本各地で確認され始めた中国を原産とする外来種であることが知られています。
一部のムネアカハラビロカマキリが移入した地域では、ハラビロカマキリの減少が報告されているので注意が必要です。

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