TEIKAジャーナル

【フィールドミュージアム OPEN AIR LAB】大学周辺の自然情報

2021/10/12

OPEN AIR LAB学芸員の松本です。

大学ビオトープで最も多く観察できるトンボの一種がショウジョウトンボです。
トンボは春から秋まで見られ、ヤゴはほぼ通年で採取できます。
ショウジョウトンボのオスは、顔から足先まで真っ赤なため、全身真っ赤なサルのような妖怪「猩々(しょうじょう)」が名前の由来となっています。ただし、真っ赤なのは成熟したオスのみで、メスや未成熟個体の体色は橙黄色です。
ヤゴは、アカネ属(いわゆる赤トンボ類)に似ますが、腹部の側棘がない(小さい)のが特徴です。
冬を池の中で過ごすため、冬期にビオトープ池でヤゴの採取をすると高確率で確認ができます。

【お知らせ】
OPEN AIR LABでは、イベント情報や学生活動の紹介、周辺の自然情報の紹介等を各種SNSで紹介しています。
ぜひチェックをお願い致します。
Instagram:日曜~金曜の週6日19時に更新中
Youtube:不定期に自然動画などを更新中
フィールドミュージアムOPEN AIR LABについてはコチラをご確認ください。
ブリコラについてはコチラをご確認ください。
TOP