TEIKAジャーナル

【フィールドミュージアム OPEN AIR LAB】大学周辺の自然情報

2021/11/16

OPEN AIR LAB学芸員の松本です。

大学周辺で観察できたトビムシを紹介します。
トビムシとは内顎網という昆虫と近縁で、より原始的なグループに属する生物です。
跳躍器と呼ばれる器官を持ち、ピョンピョンと大きく飛び跳ねることができることからトビムシと名付けられました。
体長は0.3㎜から大きくても数㎜程と非常に小さく、土中や倒木の下などで発見できます。
また、菌類を食べることもあるため、キノコに付いているところを観察することもあります。
体型がさまざまで、丸型やほっそり型、ずんぐり型、スマート型など多様です。
キノコや倒木で発見した、体形の異なる3種のトビムシの写真を載せますので、ぜひ違いを比較してみてください。

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