TEIKAジャーナル

【フィールドミュージアム OPEN AIR LAB】大学周辺の自然情報

2022/08/26

OPEN AIR LAB学芸員の松本です。

大学周辺には多くの生きものが生息していますが、中にはブリコラを利用している生きものたちもいます。
ここ最近だと、コクロアナバチというハチの仲間がよく観察されます。コクロアナバチは、木や壁面に空いている穴に、幼虫用のエサを詰め込み産卵し葉っぱで蓋をするという生態を持ちます。ブリコラのウッドデッキは古材を再利用しているため、ところどころに穴が開いているのですが、コクロアナバチはその穴を利用しにやってきます。また、似た生態を持つクズハキリバチもウッドデッキを利用していました。

彼らはハチの仲間ですが、積極的に人を刺すことはないので安全に観察できます。
ブリコラを利用される際には、ウッドデッキの生きものたちにも注目してみてください。

【お知らせ】
OPEN AIR LABでは、イベント情報や学生活動の紹介、周辺の自然情報の紹介等を各種SNSで紹介しています。
Instagram:日曜~金曜の週6日19時に更新中
Youtube:不定期に自然動画などを更新中
フィールドミュージアムOPEN AIR LABについてはコチラをご確認ください。
TOP