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【学生・保護者の皆様へ】新型コロナウイルス感染拡大の影響に係る本学の経済的支援について

2020/05/01

令和2年5月1日
 帝京科学大学 在学生・保護者の皆様
 
新型コロナウイルス感染拡大の影響に係る本学の経済的支援について

 
 
 学生への経済的支援については、4月28日(火)、高等教育の修学支援新制度(授業料等減免制度+給付型奨学金の支給)、日本学生支援機構が取扱う奨学金(貸与)(給付)に関する手続き等について具体的にお知らせしました。そして、遠隔授業の利用に当たって、「保護者・学生の皆様のご負担を少しでも軽減するための支援策を鋭意検討中です」とお知らせしたところです。
本日、本学独自の経済的支援の方針を取りまとめましたので、お知らせします。
 
1 修学支援金の支給 
 パソコン等の通信機器・通信費用の負担、保護者の家計急変や学生のアルバイト収入減などを支援するため修学支援金を支給します。
  
 
①支援金額  30,000円
 
 ②学部生・大学院生全員に支給(ただし、休学者を除く)

 
 ③支給方法

 学生の学生納付金自動引き落とし口座への振込み(5月中)。なお、自動引き落とし口座を登録していない方については、保護者あてに振込先を記入いただく用紙をお送りします。その場合、振込は6月になります。
 
2 オンライン授業の通信環境の支援(パソコンの貸与)
 オンライン授業は、スマートフォンでも受講できますが、各自のパソコンでインターネット環境下で受講することが効率的です。したがって、オンライン授業に当たっては、各自でパソコン等の通信機器をご購入していただくことをお勧めしますが、家計急変等でご購入が困難な学生(学部生対象)に、本学からパソコンを無償貸与します。無償貸与のパソコンは数に限りがありますが、お申し出いただいた方に貸し出します(1年生・2年生優先)。具体的な申し込みは、次のとおりとします。Campus Squareのアンケート機能から期間内に申請してください。 
   
申請期間 5月3日(日)~5月10日(日)
   ※ご購入の場合の推奨スペック 
 推奨スペックについて更新あり(6月5日)
3 帝京科学大学奨学金制度の拡充
 家計急変に伴って学業の継続が困難な学生への本学独自の奨学支援として、「帝京科学大学奨学金制度」(学部生・大学生対象)があります。これは、家計支持者の失職等で収入が著しく減少した場合、授業料の50%相当額を減免するものです。(前期又は後期の授業料のみに適用)。平年は、学業成績(GPA)が所属学科の上位1/3以上の学生を対象にしていましたが、今回の事態を踏まえ、成績要件を緩和して、対象者数を拡充します。この制度の対象者は、原則として、高等教育の修学支援新制度(授業料等減免制度+給付型奨学金の支給)等に採択されなかった学生で、かつ修学意欲の高い学生を対象に、本学の選考委員会で審査し採用決定します。この奨学金制度を希望される場合は、各キャンパス教務課学生係にご相談をお願いいたします。
 
4 学生納付金の延納制度(4月28日に周知済み)
 4月28日にお知らせしましたとおり、本学の学生納付金の納入が所定の期日までに納入できない場合は、本学の延納制度があります。納入期限は、当初4月30日でしたが、千住キャンパス会計課経理係あてに、6月1日までに、ご相談のうえ延納願を提出していただければ、7月15日までの納入延期が可能です。延納を希望される方は、随時、担当係までご相談ください。
 
5 本学教職員等の募金による支援制度の創設
 今回の新型コロナ感染拡大の影響は、あらゆる分野・事業、各家庭に深刻な影響を与えている、まさに国難とも言える状況です。本学としては、上記の支援策を講じますが、経済的に困っている学生に少しでも支援の手を差し伸べたく、教職員等による募金をスタートすることとしました。主として、高等教育の修学支援新制度(授業料等減免制度+給付型奨学金の支給)、本学独自の「帝京科学大学奨学金制度」の対象とならなかった学生に一時金を支給することを目指して、本学教職員等による募金をスタートします。
 この支援制度による一時金給付の申し込み方法等は、後日お知らせします。
 
 本学は、オンライン授業の導入に伴う通信機器・通信料への支援、家計急変・アルバイト収入減の保護者・学生への支援として、このたび取りうる経済的な支援策を取りまとめましたので、積極的にご活用願います。
 4月からオンライン授業の一つであるCampus Squareを活用した課題学修を実施し、今後は、これに加え、対面授業と同様なリアルタイムの遠隔授業(web会議システムのZoom・Teams・Skypeなどの新規導入)を行うための準備に、教職員一同となって鋭意取り組んでいます。皆様から納入していただく授業料等の学生納付金の一部は、通年の業務のほかに、これらの取組に要する経費に充てています。また、対面授業は行われていなくても、大学が保有する施設設備については、年間を通じて維持費・メンテナンスなどの一定の経費が発生しています。これらも含めた費用のご負担につき、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。
 本学としては、家計急変やアルバイト収入減等により、修学をあきらめる学生が出ないように、上記の支援を講じることとします。
帝京科学大学の取組について、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
令和2年5月1日  帝京科学大学 学長  冲 永 莊 八
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