TEIKAジャーナル

【🍀こども学科 2021ニュース no.35🍀】「幼稚園教育実習」で感じること

2021/10/15

こども学科「幼稚園教育実習」を担当しています木村龍平です。


 秋になると「幼稚園教育実習」が行われ、私たちは全員が何か所かの園を訪問して実習の巡回指導をします。
私は主に山梨県内を担当することが多いのですが、人口が多く園の数も多い、県央を回ることが多くなります。
皆さんもよく御存知の果物の産地である、勝沼、笛吹などにもよく訪れます。

 なかには、ぶどう園に囲まれた園もあり、遠くに富士山はじめ山々をながめながら、ぶどう園を通って園に向かいます。
そのような園の周囲はとても静かで聞こえるのは小鳥たちのさえずりと子ども達の声だけです。


 山に囲まれた山梨県なので、他にも富士山の裾野(忍野付近)や河口湖付近にある園では、
雄大な富士山が間近に見え、甲府盆地内を流れる富士川沿いにある園や韮崎市内にある園からは、
南アルプスに連なる連山を遠くに見ることが出来ます。


 一つ一つの園のこうした環境は実習日誌には記載することはありませんが、先生と子ども達、
それに実習生が園庭で自由遊びをするとき、園外保育に出かけるとき、見て感じているだろう景色を
思い浮かべながら、日々の実習日誌を読んでいきます。


 実習は、幼児教育や保育の実際を見て学び実践する場なので、時には園から厳しい指導もあり、
実習生にとっては景色を見ている余裕はないかもしれません。
しかし、そこにいる人々、皆がこうした豊かな自然環境を日々、見て感じて、子ども達はもちろん、
実習生も豊かな感性を育んでいけるのではないかと思います。

 園から出るときに、担任の先生と子ども達、それに実習生から笑顔で手を振ってもらうこともあると、
「きっと、実り多いよい実習が出来ているのだな。」と思います。




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