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小林亮太講師と三井製糖株式会社との共同研究論文が Nutrients誌に掲載され、スローカロリー研究会にトピックス情報として紹介されました

2022/02/24

小林亮太講師(生命環境学部、総合教育センター)と「スプーン印」の三井製糖株式会社と共同で行った実験では、食後血糖上昇指数が低いイソマルツロース(パラチノース)の利用が動脈硬化進展リスクの低減につながる可能性を示す結果が得られました。食後の急激な血糖上昇に伴い、一過性に動脈硬化度は増大しますが、動脈硬化度の過剰な増大を繰り返すことで、心臓病・脳卒中の危険性を高めてしまいます。本研究では、地域の中高齢者がスクロース(砂糖)溶液摂取後には動脈硬化度の指標である上腕-足首間脈波伝播速度(baPWV)が増大したのに対して、蜂蜜に含まれるイソマルツロース溶液摂取後には有意な変化がありませんでした。

本研究は、三井製糖株式会社の協力により実施することができました。

心から感謝いたします。

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