専門分野:香粧品科学、界面化学
研究テーマ:香粧品の経皮吸収を高める製剤法の開発
コースの紹介
生命科学科 生命・健康コースは,様々な視点から,ヒトの健康について学ぶことを目指しています。香粧品は,私たちの生活を彩り,飾るだけでなく,私たちの心の健康にも良い影響を与えます。生命・健康コース 香粧品分野では,私たちの健康を支える香粧品について深く学び,また香粧品製造等についての実践的な手技を身につけることを目指しています。入学後は,生物学の基礎的な知識を,私たちの生活と結びつけつつ学びながら基礎力を身につけ,その後,香粧品分野の専門科目を学ぶことで,体系的に香粧品について学んでいきます。特に,生命科学実験Iの香粧品実習では,クリームや乳液の調製,性質の分析などを行うことで,化粧品や関連製品についての実践的な知識と技術を身につけます。化粧品メーカーで研究開発担当経験のある教員を中心に,コース内で多角的に香粧品についての研究を行うことができます。卒業後の進路については,化粧品関連会社への就職実績が増えてきています。
日本香粧品学会では、香粧品を「スキンケア製品、メイクアップ製品である化粧品類と香料が多く配合された香水類も含む」としています。
また法的には医薬部外品と化粧品を、一般に化粧品、香粧品と呼んでいます。本コースでは、この定義のもと「香粧品分野」を紹介します。
生命・健康コースの香粧品分野は、ただ香粧品に関する学びを深めるだけではありません。"「生命科学科」での学び"の特長を最大限に活かし、ヒト・植物・環境なども含めた、生命科学の幅広い見識を1年次より身に付けながらしっかりした知識の土台を築き上げたのち、「香粧品」についてより深く掘り下げながら学んでいけます。しっかりとした知識の基盤を作っていくことは、さらには将来における進路の幅の拡大にもつながります。
活躍のフィールド