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【自然環境学科】祝!片桐先生・学会論文賞受賞
2024/09/28
第16回日本湿地学会大会(熊本県立大学・2024年9月)において、自然環境学科の片桐浩司先生を含む4名による以下の論文が学会論文賞を受賞されました!
櫻井善文・矢部和夫・片桐浩司・椎野亜紀夫, 日本の寒冷地小河川におけるクサヨシ除去による沈水植物復元の検証. 湿地研究12,p.73-87(2022)
高い窒素負荷によって小河川内の全面に繁茂した湿生植物(クサヨシ)を部分的に刈り取ることにより、流路内の環境条件や植生がどのように変化したかを、8年間にわたって追跡した研究です。部分刈取り後、わずか数年で流速などが大きく変化し、在来の沈水植物が再生しました。
本研究で得られた成果は、外来種が異常繁茂した小河川の再生など、河川行政の実務に活かしていくことが可能です。
片桐先生、おめでとうございます!
■片桐先生のプロフィールはこちら
■自然環境学科のHPはこちら
■l自然環境学科のInstagram はこちら
櫻井善文・矢部和夫・片桐浩司・椎野亜紀夫, 日本の寒冷地小河川におけるクサヨシ除去による沈水植物復元の検証. 湿地研究12,p.73-87(2022)
高い窒素負荷によって小河川内の全面に繁茂した湿生植物(クサヨシ)を部分的に刈り取ることにより、流路内の環境条件や植生がどのように変化したかを、8年間にわたって追跡した研究です。部分刈取り後、わずか数年で流速などが大きく変化し、在来の沈水植物が再生しました。
本研究で得られた成果は、外来種が異常繁茂した小河川の再生など、河川行政の実務に活かしていくことが可能です。
片桐先生、おめでとうございます!
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日本湿地学会論文賞を受賞しました!
クサヨシが過剰繁茂して流路が閉塞していた、2006年の北海道・勇払川支流の美々川
部分刈取りを2012年に行った後、水流と沈水植物が再生した2022年の美々川
沈水植物の復元に際し、川の流速を保てるよう、流路幅を調整しながら部分刈り取りを行いました。
刈取り前(2012)と部分刈取り後(2013~)の植生を比較すると、在来の沈水植物(バイカモ・エゾミクリ)が再生し、クサヨシとドクゼリが減少したことがわかります。