図書館だより 第3号 1997.7.15
[目次]
記入例
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平成9年7月より、辞典やデータベース等の各種CD-ROMがご利用いただけることとなりました。CD-ROMならではの強力な検索機能、豊富な情報をぜひご活用下さい。
【利用申込】
「CD-ROM利用申込書」(右図)に必要事項を記入してカウンターに提出し、CD-ROMとマニュアルを受け取って下さい。どのようなCD-ROMが利用できるかについては、カウンターにあります「視聴覚資料目録」をご覧下さい。
【利用環境】
CD-ROMはカウンター横に設置されているPC(Windows95)でご利用になれます。
<注意事項>
*利用は1時間を限度とします。
*CD-ROMの館外貸出は行いません。
現在ご利用いただけるCD-ROMは次のとおりです。
◇Current Contens. 1995- ・Agriculture, Biology & Environmental Science ・Life Sciences ・Physical, Chemical & Earth Sciences ◇理科年表. '97 ◇科学技術文献速報. 1997 ・化学・化学工業編(国内編) ・電気工学編 ・物理・応用物理編 ・ライフサイエンス編 ◇Methods in ENZYMOLOGY index Vol.1-244(1955-1994) ◇アダム人体解剖図鑑 ◇ステラナビゲータ2.0 |
◇ザ・アニマルズ ◇Multimedia Encyclopedia of Science & Technology ◇インタープレス版130万語大辞典 ◇世界大博物図鑑. 鳥類 (Macintosh版) ◇現代用語の基礎知識 ◇広辞苑 第四版 ◇世界大百科事典 ◇ワールドアトラス ◇新潮文庫の100冊 ◇レオナルド・ダ・ヴィンチ ◇ルーヴル美術館 ◇世界の車窓から. 全5巻 ◇NTTの10年 [1985→1995] |
─ データでみる延長開館時の利用状況 ─
平成8年4月より開館時間を延長し、一年あまりが経過しました。 下のグラフは平成8年度の17時以降の利用者数を表したものです。尚、8月は延長開館を実施しなかった為、除外しました。
17時以降に入館した人数を月毎に合計したものです。
月曜~金曜のそれぞれ18時,19時,閉館時(19時50分)における館内の利用者数を月毎に平均したものです
Q 古い新聞が読みたいのですが、どこにありますか? またどのくらい前までさかのぼれますか?
A まず、今週の日曜から前日まではまとめて綴じて新聞閲覧台の横に置いてあります。それ以前の分から過去2ヶ月分は事務室内で保存しています。カウンターに読みたい新聞名と日付を申し出て下さい。また、朝日新聞と日本経済新聞は縮刷版を1992年から購入しています。 3Fに配架されていますのでどうぞご利用ください。
Q 辞書や雑誌を借りたいのですが可能でしょうか?
A 通常貸出はできませんが、図書館が閉まっている時間だけ特別に貸出します。オーバーナイト貸出といい、閉館の30分前から翌日の10:00までの貸出です。参考図書(禁帯出の赤いラベルの貼ってある図書)と雑誌が対象です。「オーバーナイト貸出票」に記入して、カウンターで手続きをして下さい。
本当に青いとなりの芝生
!!図書館訪問記!!
第1回
上野原町立図書館 さん
もうすぐ夏休みです。この機会に、日頃なかなか取り組めない文学作品をじっくり読んでみませんか?
そこで、本学学生も利用でき、豊富に文学書が揃っている上野原町立図書館をご紹介します。場所は町役場の近くで、本学からは徒歩で25分程のところにあります。建物はドーム型のユニークなつくりをしています。
蔵書構成の特徴は、何といっても、文学関係の図書が充実している点にあります。全蔵書数約47,000冊のうち、およそ半分を占めています。小説、随筆、歌集、外国文学等が所狭しと並んでいます。特に「ハヤカワ文庫」(早川書房が発行しているミステリーやSF等を扱った文庫本)は、'90年に発行されたものから現在のものまで全て揃っています。
視聴覚資料は、洋画、邦画、アニメ等のビデオを中心にCDやLDなど約900点揃っています。A.Vコーナーで鑑賞できますし、館外貸出も行っています。
上野原町立図書館は、本学学生も自由に閲覧をしたり、図書やビデオを借りることができます。ただし、資料を借りる際には「利用カード」が必要となります。利用カードはカウンターで学生証を呈示して、「貸出申込書」を提出すると交付されます。心に残る一冊に必ず出会えると思いますので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか!
町立図書館の利用案内 【開館時間】 水・金・土・日 AM9:30~PM5:00 火・木 AM9:30~PM7:00 【休館日】 月曜日・祝日・毎月末金曜日・年末年始 特別整理期間(春季10日間) 【貸出期間・冊数】 │ 図書5冊15日間、AV2点4日間 |
リレーエッセイ ふたこと・みこと
このコーナーでは教職員の方々の「図書館」や「本」にまつわるエッセイを掲載していきます。
「読書で仮想体験を」 電子情報科学科 森春元教授
嘗て森 政弘先生(東工大名誉教授)曰く、「理論とは実験を行わないで結果を知る為のものである」と。自然現象を相手とするなら、欲しいデバイス・各種装置・システムなどをどう作ればよいかは、理論に従って考えれば良い。
しかし人がこの社会でどう生きるかは何によって考えれば良いのだろうか。人との付き合いや伴侶の見定め方、仕事上で岐路に立った時やまた突然の危機に遭遇した時、金銭にまつわる問題などでどう判断するか迷ってもその規範はどこにも無い。誰かの助言があっても決断するのは本人である。このような時、自他ともに納得するような方法の案出とその実行は本人の価値観、知性、感性云はば全人格による他ない。事に当たっての対応、その時の心の持ち方は、多くの先人の行動と経験から学ぶのが一番である。そこで登場するのが"本"である。中国・日本の現代史を含む歴史にも、古典を含む小説にも、現代の評論にも人はどう考えどう行動したか例題が一杯詰まっている。これをよんで或る時は成る程と、或る時は何と馬鹿なと思いつつ熟読すればその要諦は自家薬籠中のものとなる。
こうなっていれば、自分の判断に迷いを持つ事は殆どなくなるであろう。テレビの歴史ものやドラマは読む努力を欠くので自分の思想の形成に役立たない。本が良い。本の入手にはお金が要るが、書き込み、傍線引きが自由であり、何回も読み返しができる。学生諸君!"本"により時間、空間を自由に飛び回り古今東西の文化を収奪し給え。
【夏休み中の開館時間】 | 【追・再試験中の開館時間】 | 【夏休み中の長期貸出】 |
期間:7月30日~8月30日 9月10日~9月20日 (ただし8月13日~16日は休館) 月~金 9:30~16:30 土 9:30~12:00 |
期間:9月1日~9月9日 月~金 9:30~19:50 土 9:30~16:00 |
期間:7月30日~9月13日 学部学生: 5冊 卒研生 :10冊 大学院生:15冊 返却期限:9月27日(土) |
*故齋藤進六前学長のご遺族様より、単行書466冊(和書387冊、洋書79冊)と雑誌54タイトルを寄贈していただきました。御礼申し上げます。